病は気から
最近ことに強く感じるのは、病気の原因についてである。結論からいえば殆どの病気は自分の意に反する圧力により発生して罹患に至る。自由すぎるのも問題だが、自発的な欲動が制限されているとき最も病気になり易い。幾ら健康に気をつけていても、やりたいことをやりたいようにやる人の健康には遠く及ばない。物理的な要因よりも気のほうが病気を形成しやすい。細胞レベルに作用するという点では気に軍配があがる。だから気持ちが抑圧されている状況は危ない。逆に能力が阻害されず自由にかつ勝手気儘に発揮されている環境は病気を阻却してしまうエネルギーすら持ち合わす。権力を牛耳り自分の思い通りに指示をだすのは気持ちのよいことに相違ない。現実には思い通りに支配するような身分に恵まれた人はごく少数である。大統領は滅多なことで病気にならない。上からの圧力がなく思い通りに行動ができる。ここでも気の問題が大きい。自由自在に操る感覚が強力な気となって病気を吹き飛ばす。医学は物理的な病理を扱うが、病気の根本は気にある。
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