風刺の歌

はっきりとものが言いづらい世の中で我々は窮屈な思いをする。次の一文は参考になるだろうと思う。
「…かつてローマでは、勝利を祝う皇帝の配下の兵士たちに、内心、皇帝に対して抱く不満を風刺の歌という形で表現することが許されたというが、私がこの部長であってみれば、ローマ人たちは何と賢明であったのかと思ったことだろう。…」部長は分からなくてもいい(前の文に続いている)。
フロイト全集7巻「日常生活の精神病理学」第5章「言い違い」から。


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