資本の付随物

マルクス「資本論」第7篇 資本の蓄積過程より第21章 単純再生産から。
「…労働者階級の個人的消費でさえも、ある限界内では、資本の再生産過程の一要因であるにすぎない。…」
どうゆう意味か?
労働する個人は、労働する過程で精神的肉体的に消耗する。このままでは通常の労働をする能力まで回復できていない。個人的消費によって(食べたり休息したりして)、やっと従来の労働力を回復するが、この過程はもともと資本のために労働したからなので、資本の再生過程の一要因だという。個人消費といえども独立した自由とは言えず資本家の手を離れていない!

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