「世界経営者会議」2019.10

優れた経営者は世界の動きをよく読んでいる。また現実を正確に把握し熟知している。次の言葉が自分の認識と大きく違っているようなら、それはたぶん間違っているだろう。修正する余地がある。他人事ではない。結果をだしている経営者の言葉は真摯に受けとめる。

「世界はいま大変な状況にある。国や地域の深刻な対立が起こり解決策も見えない。恐らく第二次大戦後、最大の危機にあると思う。ただピンチこそがチャンスだ。ピンチに真正面から立ち向かって考え続ければ、従来にない新たな考え方が生まれてくるはずだ。私も父親から家業を引き継いだ際、年商は1億円くらいだったが、今のように成長できた。現実を真剣に見て、自分たちが将来どうしていくべきかを考えてほしい。…」

第21回日経フォーラム「世界経営者会議」。ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正の発言(日本経済新聞2019.10.29朝刊)より一部抜粋。

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