2019.05.20 16:07難問は存在しない難問は存在しない。難問を解決に導く法則が難問を覆うように近くに存在していてこの法則によれば難問はもはや難問ではない。この法則が既存の思考から切れており乖離しているために印象として難しく感じる。したがって難問の世界に接近すればおのずと問題は解決される。思考の跳躍が不可欠だが、安定と慣習の虜になっているとそれが大きな障壁になるだろう。難問は難問の領域の規則によって明らかにされるものであって、古い慣習の...
2019.05.18 15:34後ずさりとかく自らに何かつけ加えようとか前に進もうとか蓄積しようとか努力を積み重ねようなどと考えがちだ。でも、自らの立場を引いてみたり凹ませたりする事でこそ新しいアイデアが閃く。後ずさりしてみれば風景の見方も変わる。前に進んでいる実感に満足しないで、現在の立場から一歩引く。成長とは労力を蓄積することかも知れないが、これがかえって邪魔をする。膨らむべく勤しむのではなく、凹むように思考の出発点そのものを後ろに...
2019.05.15 18:36警察の思考A.ポーを読んでいて考えたことは、事件の犯人がきっと人間であるに違いないという強い思い込みを警察は前提としているということだった。こうゆう奴が犯人であろうとの先入観が必ずある。狡猾な犯人はこの心理を逆手にとるであろう。悪を捕まえるには自らがどのように悪を偏向しながら認識しているかを知るべきだし、逆に良いものはきっと良いものであるはずとの強烈な先入観に晒されている事実について再考すべきだろう。悪には...
2019.05.15 15:06ニュースの発見ニュースとニュースの間に隠蔽されているニュースこそ貴重で価値のある情報であるはず。分からないものをとりあえず分かったものとしてXとおく。方程式を解く要領で、Xを取り巻く情報から分析してXすなわち未発見のニュースを導きだす。単発の情報ではなしに、複数の情報を集めれば流れを読み取ることができる。当たり前なことであるけれども、世界的な潮流というものがある。これに逆行する情報はとりあえず捨てる。
2019.05.15 10:27エッカーマンとの対話文豪ゲーテは多くの偉人と出逢った。少なくともナポレオンとベートーヴェンとヘーゲルとシラーと直接会話したし、モーツァルトの生演奏(モーツァルト自身の)を聴き、同時代のユーゴーとバイロン卿の作品をリアルタイムで読んだ。シューベルトには自作の詩(魔王)に音楽をつけてもらった。ヘルダーリンの才能を見抜けなかったのは残念。科学の分野ではニュートンと張り合っていた節がある。疾風怒濤とは言ってもこれほど刺激に満...
2019.05.09 14:54三次元の地図AIによって個人情報は他の膨大な個人情報と照合され比較され繰り返し考量される。データの集積はあたかも三次元の地図のようなものを形成する。個人情報は詳細に分類されてこの地図上の点にその姿を変える。世界中の個人が可視化されたひとつの立体的な地図のような評価基準の枠組みに嵌め込まれる。わかりやすく言えば、どのような人間であるかを視覚的に把握できる。データの量が膨大になればなるほど精度が増す。また地図が複...
2019.05.06 18:20姿を隠している巨大な問題小さな問題について詳しく知っているが、それを取り巻いている大きな問題について関心がないということは、つまり何も知っていないのと同じである。大きな問題の解決が小さな問題を駆逐する。意識されるどんな問題も些細なもので、大きな問題は俎上にすら挙がらないので意識外にある。そこでは未知の存在が無視されている。問われず注目もされないのが大きな問題の正体であるに違いない。もっとも重要な問題はいつも秘匿されている...
2019.05.05 15:55なんちゃってG W (ゴールデンウイーク)G—W-GG:貨幣W:商品商品にサービスも含まれるとする。貨幣(G)を所有してサービスとしての娯楽(W)にその姿を変える。娯楽(W)は貨幣(G)に変換される。一連の変化で変わらずにいるのは抽象化された労働力で、Gであると同時にWでもある。
2019.05.04 17:11蒙は啓けずわかったことや苦労して獲得したものを勇気をもって手離すこと。その次の展開に向けて新しく学びはじめること。溜め込むのではない。積み重ねるのでもない。努力の結晶を潔く破棄することこそ学び続ける秘訣である。大抵はやっと理解したからという理由で、そこに固執してしまって新規な視点を受け入れようとしない。これだけ苦労したのだから手放したくないという心理は当然だし同情に値するが、これは守備態勢の構えであり前に進...
2019.05.04 16:42背を低く見せろ高いところに立つのではなく、低いところに座る。どうゆうことか?高いところで目立つのではなく、低いところで周りのものが転がり込むのを待つ。いまここに相手がいるとしよう。彼より高く聳え立ったとしても相手は萎縮するだけだ。一方で彼より低い立場に身をおくと相手はこっちに転がり込んでくるだろう。すべての川は海に落ち着くように。でもこれは狡猾なやり方である。あたかもあなたよりも下にいることを演じるのだから。川...
2019.05.04 16:41警察の思考A.ポーを読んでいて考えたことは、事件の犯人がきっと人間であるに違いないという強い思い込みを警察は前提としているということだった。こうゆう奴が犯人であろうとの先入観が必ずある。狡猾な犯人はこの心理を逆手にとるであろう。悪を捕まえるには自らがどのように悪を偏向しながら認識しているかを知るべきだし、逆に良いものはきっと良いものであるはずとの強烈な先入観に晒されている事実について再考すべきだろう。悪には...
2019.05.04 04:55仕事の終わり生産性とは単なる量の多寡ではなく、質が的確に的に命中されるシステムを構築すること。相手を無視した無鉄砲な生産には意味がない。たとえ仕事が部分的なものであっても、それが到達する最終地点を見届けるべきだ。詳細に観察してみれば仕事の大部分が宙に投げだされて無駄に空費されている事実に気付く。あたかも契約に至らなかった債権のように。